原稿用紙の使い方

小論文を論述する際に原稿用紙の使い方には約束事があります。句読点の使い方をはじめとして、原稿用紙を正しくつかって小論文を論述しましょう。
論述の基本、と言ってもいいかと思います。
●論述し始めや段落を変えるときには、1マスあける:たまにマスをあけずに論述し始めている人がいます。また明らかに改行しているのに、次の段落の頭が1マスあいていない人もいます。
論述の仕方に注意していきましょう。
●「!」「?」は使わない:思わず使ってしまいがちでしょうが、小論文では使わないほうがよいです。会話文がもし出てくるようであれば、そのなかであれば許容範囲ですけれどもね。
●句読点(、や。)、かぎかっこ(「」)はそれぞれ1マス使う:行末にこれらがきたときは、文字と一緒に論述してもかまいません。しかしそうでないケースは必ず1マス使って論述しましょう。
行の頭にこれらがこないように、前の行の最後に文字と一緒に同居させましょう。
●ふりがなは不要:原稿用紙の横にふりがなをふってある人が見受けられます。しかしふりがなは必要ありません!あて字のような漢字を使ってそれを読ませたいと思うかもしれませんが、あて字は使わないほうがいいでしょう。
印象を悪くしてしまいます。
●間違えたら消してやりなおす:当たり前なのですが、斜線で訂正して横に論述してある人がやはりいます。
こういうものは読み手の印象を悪くしてしまいがちなので、きちんと消して論述し直しましょう。入試や入社という大切なことがかかるのですから、手間をかけてきれいに消しましょう。

小論文の出題タイプ・図表型

小論文の出題には学校により特徴的な傾向が見受けられるケースもよくあります。その一つに小論文課題にデータや情報を、まず何かの図表を示される図表型課題です。
そこでは、それをもとにあなたの意見や主張を問われることになります。
小論文の論述の仕方としては、なんだか難しく捉えがちかもしれませんがそんなことはありません。
これも定石どおりに意見や主張ていけば、論述の仕方は難しくはありません。
このタイプの小論文を書くのにまず必須なことは、「図表を正確に読み取る」ことです。当たり前ですよね。
そしてその「図表の特徴を理解する」ということも必須です。そして問いに図表を使って答えていくわけです。
例えば、女性の年齢別の労働力の率を国別に見るグラフが図表として示されたとします。
問われているのは、「日本の女性の働き方について」の意見主張です。
図表をきちっと見て、他国との比較を行います。その結果、日本の女性だけにある特徴を読み取って、その特徴についてあなたの意見主張を示していくわけです。
この時に女性の労働環境の問題点などについて、日頃から新聞などで知識を吸収しておくと論が深まるでしょう。
あくまでも図表を読み込んで、そのうえであなたの意見や主張を述べていくこと必須であります。
課題文型と同じで、図表を無視することは減点の対象となります。あくまでも図表やデータを元にすることが必須です。
入試や入社試験のために、このタイプの小論文の論述の仕方を習得しましょう。

小論文の論述の仕方「主題の決め方」

小論文をいきなり書くことは難しいことは一度でも、小論文を書いた経験のある方はご存知でしょう。ではどうやって論述していくのでしょうか。
まずは何を書くのか、あなたが何を主張すべきなのかを出題されたテーマから探らなくてはなりません。「何を述べるのか」というのが、主題です。
出題例別に論述の仕方を述べていきますね。
●二者択一のテーマ設定:これはいわゆる「小学生に携帯電話を持たせるということにあなたは賛成か反対か意見を述べなさい」というような出題のものです。
このテーマが出題されたならば、まずあなたの立場で意見主張てみてください。あなたが「持たせてはいけないのでは?」と思うならば「私は小学生が携帯電話を持つことに反対である」ということがまず主題になりますよね。
このケースはこれでまず書くことが決まります。ここから具体的に「なぜそう思うのか」ということを意見や主張て小論文を論述しましょう。
●言葉が一つのテーマ設定:これは「資格を取ることについてあなたの意見や主張を述べよ」といったような「資格を取ること」というように言葉が一つになっているテーマのことです。
これについては素直に「資格をとることは必須である」と思えばこのことが主題になります。
●言葉が二つのテーマ設定:「権利と自由についてのあなたの意見や主張を述べよ」というような言葉が二つあるテーマのことです。
これはかなり高度なのでなかなかないテーマ設定だと思われますが、「権利」と「平等」なので必ず二つにからめて意見や主張を述べることばもとめられます。
「自由に生活するうえで、権利はかかせないものだ」などと二つとも主題として示すことが論述の仕方として必須です。入試や入社のための出題者のひっかけにのらないように注意しましょう。
課題文や資料があるケースの設定:これは最も重要な単語を選びましょう。表や図表などでデータが提示されたケースは、その特徴を探し出して端的に一文で示して主題としましょう。

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